「かく」という川崎洋の詩は発声練習に使える

日本語教室の発声練習にいいかもしれないという詩を捜している。
「子どもが必ず本好きになる16の方法 −実践アニマシオン」という本の「詩的な言語感覚を養い、詩を構成する力を育てる」という章にいくつかの詩が紹介されていた。そこに紹介されている詩は使えるかもしれないと思っている。

どんな詩が紹介されているかというと、

「さくら」まど・みちお
「かぜと木」岸田衿子
「象の子」北原白秋
「はやく」藤富保男
「かく」川崎洋
「まっくら」矢崎節夫
「おならうた」谷川俊太郎
「こんこんこな雪降る朝に」三好達治
「ハヒフペポ」谷川俊太郎
「ぽくぽく」八木重吉

そのなかで次の詩を紹介しよう。同音異義語の多い日本語ではこういう練習が必要だと思う。

      かく
            川崎洋

 あたまをかくのは ぼくのくせ
 わきばらかくのは ちんぱんじー
 いびきをかくのは とうさんで
 おかかをかくのは かあさんだ
 てがみをかくのは ねえさんで
まごのてでかくのは おばあさん
  へいにかくのは らくがきで
 しかられべそかく いたずらっこ
  あせをかくのは うんどうかい
 おむすびさんかく のりしかく
 おんがくかくのは さっきょくか
 けしきをかくのは えかきさん
  つちをかくのは にわとりで
  ゆきをかくのは ゆきかきで
  みずをかくのは ひらおよぎ
  まるをかくのは せんせいで
  ばつをかくのも せんせいだ

読み上げていて、快い日本語の響きがあることはたしかである。
一つひとつはちょっと難しい単語も多いが、読み上げているうちに分かってくるものも多いだろう。

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