“Precious”というWWFのTVCM

これも、宗教倫理教育担当者ワークショップで仲間の教員から教わった。ちょっとおもしろいCMである。
日本では放映されていないかもしれない。

「いのち」というテーマの授業で生徒に見せたら、完全に肩すかしを食らうことになる。そこがいいかもしれない。
precious なのは水なのである。
Water is too precious to be wasted.
というのがこのCMのテーマなのだから。
そのテーマを知らずにこのCMを見ていたら、precious なのは赤ちゃんだとみんな思うだろう。だから赤ちゃんは母親の所に飛び込むと思いきや、母親の所を通り越して水道の蛇口の所に行ってしまう。
CMの傑作だと思う。

解説によれば、地球上の水資源の97%は海水である。
そして2〜3%は南極や北極の氷である。
つまり、人間の引用に今日する水資源はわずか1%以下にすぎないのである。しかもその存在はきわめて偏っているといわなければならない。
日本はそのなかで際だって豊かな水資源を持っている国なのであろう。

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