Lesson 5 日本人の祈り
「祈り」のシリーズの2回目です。「日本人の祈り」について考えましょう。
まず「今日の瞑想」から始めましょう。
どの宗教も必ず祈りを持っています。祈りのない宗教はないと言っていいくらい祈りは宗教の本質に関わるものです。それぞれの宗教で少しずつ変わっていますが、共通なものもあります。それはなんでしょうか?
また日本人は無宗教の人が多いと言われています。でもその無宗教の日本人もけっこう祈ります。今日はその「日本人の祈り」について考えましょう。
作業1 祈りとはどういうイメージ? 祈りと聞いて思い起こすこと、祈りと聞いて浮かぶイメージは?
さてこれらを考えてみて、日本人の祈りについて何を感じ何を考えましたか? 日本人もけっこう祈っていると思いませんでしたか?
「日本人の祈り」について考えると「日本人の宗教心」について考えることです。「日本人の宗教心」の特徴は二つあると思いました。
一つは「神も仏もいっしょこた」つまり「神仏混淆」です。
もう一つは「神と仏の役割分業」です。
それはいずれも日本人の祈りに深く関係しています。
最後に「祈りのいろいろ」を木にしてみました。宗教によっても民俗的にも祈りにはいろいろありますが、それらの共通点とは何か、考えてみてください。
これらの作業をして、全体的に感じたこと、考えたことをこのページのコメント欄にコメントしてみましょう。
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