意思決定のためのSWOT分析
カリタスジャパンが戦略計画策定のためのワークショップでしばしば用いられている手法がSWOT分析である。わたしにはここではじめてきいたことばであり、初体験であり、斬新な手法だと思った。
ビジョンとか方針などのを個人や組織が意思決定するときに用いられるという。
つまり、目標を達成するために、次の4つの切り口で分析してみようというのである。
その4つというのは
● strength 強み:目標達成に貢献する組織(個人)の特質。
● weakness 弱み:目標達成の障害となる組織(個人)の特質。
● opportunity 機会:目標達成に貢献する外部の特質。
● threads どのように脅威を取り除く、または脅威から身を守るか?
内部要因としての強さ、弱さであり、外部要因としての機会と脅威である。
一つのグループは「強み」をあげ、別なグループは「弱み」を上げ、また別なグループは「機会」「脅威」をあげていくというのも悪くはないが、一つのグループでこの4つをあげることもある。
カリタスジャパンの戦略計画の策定にどのような要因が挙げられたかという所も興味深いが、これは内部資料だから公開できないかもしれない。
この手法は現在ミッションステートメント策定中の SIGNIS Japan にも十分に適用できるであろう。
ビジネスの世界では常識のことで、今頃知ったかと言われるかもしれないが。