介護の3原則「怒るな、ダメというな、押しつけるな」

今日(11月18日)の朝日新聞天声人語で、認知症ケアのシンポジウムでの群馬県議の大沢幸一さんの話が紹介されていた。それによると、認知症の介護の3原則というのがあるらしい。

共倒れにならないよう、妻には笑い話を与えています。寝る前、おどける夫に笑ってくれれば、妻も自分も安眠できる。反応で症状の進行もわかる。怒らない、ダメといわない、おしつけないの3原則を自らに課す。最愛の人の尊厳、誰が傷つけられようか。

このシンポジウムは生命倫理学会が主催した。倫理学というのは、こういうのも課題なんだと認識を新たにしたところである。
たしかに、この介護の3原則は大事だと思う。日頃90歳の母と接していてそう思う。つまりこれはありのままを<受容する>ということに他ならないと思う。
おそらく自分についての受容ができていないと人についてもとくに認知症の人に接するときもなかなかできないであろう。

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