黙想会で紹介されたゲーム
わたしの教会で今日11月28日に黙想会があった。今日から待降節である。ほとんどのカトリック教会ではクリスマス前の待降節とイースター前の四旬節に黙想会を行うのが教会の伝統である。
今日の黙想会はアウグスチノ修道会の平野哲也神父であった。わざわざ名古屋からおよびして黙想会の指導をお願いした。
その黙想会のなかでひとつのゲームを紹介していただいた。
これがシンプルだけれどなかなか興味深いゲームだった.
まず8人のボランティアが前へでた。その人の背中に8枚の紙を貼った。その紙には「美女」「野獣」「のびた」「ドラえもん」「白雪姫」「7人の小人」「ちょいわる」「おじさん」という名前が書いてあった。もちろん背中に貼られているので、貼られている本人には見えない。
「それで自分のペアを探してください。ペアが見つかったら座りましょう。」
これがゲームである。
8人の人ははじめは全員の背中を見て自分のを予想しようとして右往左往した。
しかし若い女性が自分のを探すよりもひとのを見て、それとペアになるひとを結び付けようとし出したのである。
ああ、そうか自分のことだけを考えていたら、いつまでもわからないのだが、人のはわかるわけである。
このゲームは、自分のことだけを考えるよりも人のことを考える方が解決になるということを示すゲームなのであろう。なかなか面白いと思う。
人数をもっと多くしたらいいし、また2チームにわけて競わせたらもっと効果が出るかもしれない。