日めくりカレンダーの終わりと始め

 我が家の日めくりカレンダーをめくるのは、母の仕事である。
1月1日のはじめに、昨年のをめくり終わり、そして2010年のを新しくめくりだしたので、その最初を終わりがどうなっているかを調べてみた。
 まずはおわりのほうから

2009年12月31日 木曜 大潮 そばの日、秋田男鹿なまはげ、出羽三山松例祭り、としこし、大はらい 五黄友引、かのえいぬ「鉄は熱いうちに打て」

なんでおおみそかに「鉄は熱いうちに打て」なのだか、いまいちわからない。

「祝日法などの改正により、祝日・休日あるいは行事が一部変更になることがあります。」日の丸の旗の図案が3つ。

はじめにあるのならともかく、これもなぜここにあるのか不明。ほとんど誰も見ないし、意味をなさない。

二十四節気略解(前半)
地球から見て太陽の通る黄道を二十四等分したのが二十四節気である。
「立春」立春は冬の陰気に閉ざされた万物に、春の陽気が立ち始めるという意味で立春といわれる。毎年二月四日頃である。
 以下「雨水」「啓蟄」とつづく。

これはなかなか役に立った。こうやってまとめて簡単に解説してあるのがいい。でもこれも最後ではなく、最初のほうがいいような気がする。

二十四節気略解(後半)
「大暑」から「大寒」まで

 なぜか「立春」からはじまり、「大寒」で終わる。旧暦表記のせいか。

Calendar 2009
1月〜12月までの2009年のカレンダー

これもなぜか2009年で、2010年ではない。後で調べるためのものなのか。

MEMO 用紙が11枚

たぶん、これは製本の関係で16の倍数にする必要があって、その調整のための頁であろう。

4号ひめくり

これは日めくりカレンダーの種類をしめす。これが最後のページとなる。

以上で2009年の日めくりは終わりである。
では今度は2010年の日めくりカレンダーのはじめ。

2010 CALENDAR 寅 平成二十二年 故事ことわざ慣用句、月齢、潮の名称入り 止め金具で手や指先を傷つけないようにご注意ください

という表紙の頁 これはカレンダー本体の紙とは違う扉の頁

謹んで新春のお慶びを申し上げます 元旦 故事ことわざ慣用句監修 金田一秀穂(きんだいちひでほ)

とある。故事ことわざの監修はあの有名な国語学者の金田一家の秀穂氏だった。この人はなかなかおもしろい人で、私もファンである。

カレンダーの取り扱い方 
日めくりを抜き取った後に、上の両端の紙片をカレンダーで固定していますので、残っている紙片をとらないでください。数枚一度に抜き取ると固定している紙片も抜け落ちることがありますので、一枚ずつ抜き取るようにしてください」
各ページ下へ引いて抜き取ってください。切り口がきれいになります。

母に昨日の分を切り取るときに「下に引っ張るんだよ」といわないと横に引きちぎるので、毎日注意している。そういえば昨年の分を全部切り取ってみた後に、両端に切り屑がたくさん残っていた。それを引っ張るとバラバラと落ちてきた。

四季風呂暦
一月 蜜柑湯
たくさん蜜柑を食べる季節。皮は捨てないで天日干しして布袋に入れる。その布袋と一緒に風呂を沸かして入浴すると、体が温まる。これはみかんの皮の精油成分がお湯に溶けて皮膚の毛細血管を刺激し、血行を促すためである。

へ〜、こんなことも書いてある。二月は?三月は?と次々見たくなる。

himekuri1一月一日(金)
これはなんて書いてあるか、写真は撮ったけれど、なかみをよく見ないでゴミくず箱にいってしまった。後で確認しなくては……………。
でもこの日の格言は「一年の計は元旦にあり」だと思ったら違ったということだけはよく覚えている。
写真で確認したら、「笑う門には福来たる」だった。

このブログのトップへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA