ケニアの子どもたちの写真
毎日新聞の2010年8月14日の新聞に「生きたい」という見開き2ページ大の記事が載っていた。そのなかにケニヤのスラムにある小学校の子どもたちの写真が載っていた。この写真を見て何を感じられたであろうか。
この写真には次のような解説が加えられていた。
学校の中庭で声を張り上げるマゴンスクールの子どもたち。厳しい生活環境で暮らす子どもたちが多いこの学校の児童数は増え続けている。
大学の授業で受講している学生たちに聞いてみた。
「子どもたちの圧倒的なパワーを感じた.」
「何でこんなに子供達が多いのだろう。貧しいのに生活していけるのだろうか?」
「ちょっと不気味な感じです」と正直にいう学生もいた。
「日本の少子化と全く逆ですね。経済的な豊かさと子どもの数って反比例するのでしょうか。」
その記事のなかで、スラムの病院の助産士が語っていたことも紹介されていた。
「子どもが増えることでより貧しくなるという悲しい側面は確かにある。だが、私には止められない。出産はケニアの女性たちにとっての誇り、喜びだから」
さてこのことをどう考えたらいいのだろうか?