ほほえみの使徒職

古い手帳を探していたら、こんなリーフレットが見つかった。
タイトルは「ほほえみの使徒職」。発行は桐生の聖フランシスコ修道院。
何年か前にここを訪問した時にもらったものかもしれない。

ほほえみの使徒職

あなたの唇に浮かぶほほえみが
あなたの心をうきたたせ
明るくし
平安を与え
健康を増し
顔に輝きを与え思いやりのある心を育てます。
いつものまじめくさった、あるいは渋い表情がきえてしまったと思うようになるまで。

自分にほほえみかけましょう。
陽気な顔の輝きで自分の心が温かくなるまで

自分にほほえみかけましょう。
そして
外に出て、あなたのそのほほえみを人々にまき散らすのです。

このほほえみの役割
それは神のために働くことです。
今からあなたは使徒であり、あなたのほほえみは人々の心をとらえる道具となります。
あなたの魂に宿る紙の愛によって、あなたのほほえみは特別な魅力を増したくさんの善を生み出すようになるでしょう。

さみしそうな顔
おどおどした顔
悲しみに沈んだ顔
陰気くさい顔
元気のよい若者の顔
しわの多い年老いた顔
家族や友人のなじみ深い顔に
ほほえみかけましょう。
あなたのその美しい笑顔で人びとを喜ばせ、楽しませましょう。
一日にどれだけの人があなたの笑顔につられてほほえむようになったか、数えてごらんなさい。
その数は、あなたが何回人々の心に満足や喜び、勇気、安心を起こさせたかを示すものです。
こうした心がけは、常に利己的でない、立派な行為を生む源になります。
いつもめざましい成果があらわれるというわけではありませんが、あなたのほほえみの持つ影響力は大きく広がっているのです。

あなたのほほえみは
疲れた人、重荷を負うている人、失意の底にある人、試練に立たされている人、絶望している人びとの心に、新しいいのちと希望と勇気をもたらします。
あなたのほほえみは
人びとの心に希望と信頼を起こさせる助けとなります。
あなたのほほえみは
闇の中で迷っている人々を光のもとに導く助けとなります。
あなたのほほえみは
たくさんの忠実な友人を得ることができます。

神にもほほえみを
自分の人生に何が起ころうとも、それを愛の心からうけいれつつ、神にほほえみかけましょう。
そうすれば、輝くような笑みをたたえたキリストの御顔が、いつの世にもかわらぬ特別な愛のまなざしをあなたにそそいでくださるでしょう。

発想もいいし、その一文一文が述べていることはまったくもって正しく反論の余地などないのですが、ただちょっとくどい文章です。
もう少し短く簡潔に表現できたら申し分ないのにと思いました。
表はだれかさんの素敵なほほえみの写真にして、うらに詩のような祈りのような文章をかけたらいいですね。
他にする人がいなければいよさんの写真と私の言葉で「ほほえみの使徒職」というカードを作ってみましょうか。

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