被災者への励ますつもりが傷つけていることば

被災地にボランティアで行っていた友人がこんなことを紹介してくれました。

被災者たちを励ますつもりでいったことばが、実は傷つけていたという言葉集です。

●がんばれ
●あなたが元気にならないと亡くなった人も浮かばれないですよ。
●泣いていると亡くなった人が悲しみますよ。(悲しいときには泣いてもいい、元気をうしなっていいという原則が守られていない。「喪失」がきちんと扱えていない。よくいわれることばだがたくさんの問題が含まれている)
●命があったんだからよかったとおもって
●まだ、家族もいるし、幸せな方じゃないですか。
●このことはなかったこととしてやりなおしましょう。
●こんなことがあったのだから将来はきっといいことがありますよ
●思ったより元気そうですね
●わたしならこんな状況は耐えられません。私なら生きていられないと思います。
(しっかりしているとほめているつもりでいわれていることが多いのだが、おめおめと生きている自分を非難されたと感じる人が多い)

これをみてどう思いますか?
とくに「がんばれ!」という言葉がやはり問題です。みんな充分にがんばっているのに、これ以上がんばれというのかよ、っておもわれるのだそうです。

どこかに、この言葉を言われたときがもっとも励まされたという言葉集がないものでしょうか?
そちらの方が集めるのが難しそうですね。

前に紹介した「復興の狼煙」ポスターは、被災地の人たちから私たちが受けた最大の励ましと希望のメッセージのような気がします。
たとえば
「此処でなきゃ駄目なんだ」
「これからを取り戻す旅」
「余計な言葉は無くていい」
「あの日と闘い続けていく」
「忘れたいけど覚えておく」
いずれも瓦礫の街を背景にして人びとが笑顔で立っている写真のポスターに、ひとことのメッセージが書かれています。

その後も続いて第2集、第3集と刊行されています。
そういえばこの前浜松に行ったときに、このポスターが店の前に貼られているのを見て感動しました。

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