森林インストラクターの試験に言いたいこと

前にも書いたとおりに、私は3年かけて森林インストラクターの試験に挑んだが、結果は無残にも不合格だった。

私の勉強不足のゆえの不合格であることは重々承知であるが、腹立ちまぎれというか、負け犬の遠吠えというか、この試験に対してもの申したいと思っていることがいくつかあるので、ここに書いておこう。Good News ではないかもしれないが………。

森林インストラクターの試験は、社団法人全国森林リクレーション協会なる団体が主催する認定試験である。おそらくトップは林野庁とかの高級官僚の天下り先になっているところであろう。
ここが主催で年1回9月に試験を実施している。
結構人気があって、青山学院大学の東京会場だけでも受験者は1000を超えていた。
しかもなかなか難関であって、試験も難しく合格率は25%だとか言うのを聞いたことがある。
受験科目は「森林」「林業」「森林内の野外活動」「安全及び教育」の4科目である。合格した科目は3年間有効なので、3年のうちに4科目合格したらいいのだが、私は最後の1科目を落としてしまった。
おそらくこの団体の最大の事業は「森林インストラクター」の試験をすることであり、その受験準備のための講座を開催することであるようである。だから私のように3回も受験する人は手間のかからないよいお客さんに違いない。

この試験に私は3回挑戦したが、最後の「森林」という試験が合格点の60点には達しなくて不合格になってしまった。私の勉強不足であったことは否定できないが、しかしこれだけは言わせてもらいたいと思っている。

1.もっとも文句を言いたいことは、私の試験結果が合否の判定のかかれた封書で書類1枚だけしか送られてこないということである。せめて点数だけでも知らせてくれたら少しは気がすむかもしれない。今は大学入試でも点数くらいは教えてくれる。本来ならば、採点した試験の答案を解答と解説を付け加えて、受験者に返却すべきであると思われる。そしてできるならば、平均点や標準偏差や各問題ごとの正答率も知りたい。

2.受験者には試験の問題くらいくれてもよさそうであるのに、くれないほどのけちである。過去問集が売られているからそれを買えというのかもしれないが、受験料を1万8000円も払っているのだから、問題と解答を受験者には無料で提供すべきではないか。せめてホームページで問題の解答と解説を掲載して受験者にはそれをみるためのパスワードを教えるくらいのことがあってよい。

3.しかも過去問集は過去10年分のものである。一度買ったものにとって新しい試験問題を知るためだけならあとの9年分はまったくの無駄である。

4.私は1年目には2科目合格し、2年目に1科目合格していた。だから3年目の受験の時には1科目だけの受験であった。しかし受験料は同じ18000円、4分の1にせよとは言わないけれど、せめて半額にもすべきではないか。まったく不当に暴利をむさぼっているとはいいたくないが、そういいたくなるのもムリはない。

5.一昨年だったか、「野外活動」の試験の問題に地図の磁針方位の問題が出た。わたしはそういうのが地図に書かれていること自体知らなかった。養成講習のテキストを見ても書かれていない。多分夏の講習会で説明があったのかもしれないが、それを受講していないものにとっては知るすべがない。野外活動をするものにとって地図の読み方を知ることは大事なことであるから、これは常識の問題なのかもしれないから、それを問ういい問題なのであろう。
しかしそうであるならよけいにこの問題に関する解説は必要である。この問題にどれくらいの正答者がいたのか、ぜひ教えてほしい。

資格試験が難関であればあるほど、その資格の価値が上がるし、受験料収入も増えるのだろうから、問題の質を落とすことはできないだろう。
しかし、これはこういう資格試験を実施する場合の accoutability (説明責任)の問題である。森林インストラクターの試験を実施している団体には、これが決定的に欠けていると言わざるを得ない。

もう私は受験するつもりはないので、あえて書かせていただいた。
この文章は別途森林レクレーション協会宛にも送るつもりである。

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