文明の進歩を作り出した二つの偉大なマーク「!」と「?」
ビクトル・ユゴーについて「世界で一番短い手紙」の話がある。彼は旅先から自分の本を出版した出版社に「?」という手紙を出しました。そうしたらその出版社は「!」と答えたという話です。その意味が分かりますか?
彼は最近出版した自分の本の売れ行きを出版社に聞いたのですね。そうしたら「めっちゃ、売れてます!」っていうこたえが返ってきたというわけです。
さてこの「!」と「?」は科学や芸術を産み出した、つまり文明の進歩を作り出した偉大なマークなのですね。
クエスチョンマーク・耳垂れ・はてなマーク・インテロゲーションマークとも呼ばれるこのマークには諸説あるそうです。
- ラテン語説①:ラテン語の「quaestio」の最初の「q」と最後の「o」を縦に重ねた合字
- ラテン語説②:ラテン語で文末に書かれていた「.~」が変形した
- 猫ちゃん説:スマートな犬と違ってぼんやりしている猫の後ろ姿から作られた(曲線はしっぽ、点はお尻の穴)
- 発音記号説:文末を表す記号「.」に、語尾を上げる発音を表している「~」を組み合わせた、疑問文の文末表記「.~」を記号化した
雨垂れ・ビックリマーク・エクスクラメーションマーク・バン・スクリーマーなど、こちらもいろんな呼ばれ方をするが、由来の説もさまざまだ。
- ラテン語説:ラテン語で喜びを表す間投詞「 io」の2字を縦に重ねた合字
- 人の様子説:人がびっくりして飛び上がる様子から作られた
- 猫ちゃん説:猫がびっくりして尻尾がピンと立っている後ろ姿
印刷会社で活字を扱う人たちは「!」を「雨だれ」「?」を「耳だれ」と呼んでいたそうです。
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