1月1日の初詣
昨年の正月にも書いたが、毎年元旦には教会のミサに出たあとに初詣ツアーをすることにしている。
今年も母のいよさんを車椅子で押しながらいってみた。
大本山総持寺に行って白字会の発行している今年のことばをもらってくるのが恒例である。今年のことばは
節度を失わず
借金をひかえて
過去を悔やまず
未来をあてにせず一日一日を感謝し
そして楽しむこと
でした。「未来をあてにせず」というところに、ちょっと「今」を感じないこともないのですが、「あ、これならやっている」と簡単に思ってしまうようなありきたりのメッセージでした。
こういうありきたりのメッセージを発し続けるのが日本の仏教なのですが、わたしはもう少し逆説的で「おや?」と思わせるほうが好きですね。
その点、正門の掲示は正法眼蔵で、なにやらいっているところが深そうです。
ただ、総持寺は参詣するのにバリアフリーになっていなくて、車椅子ではところどころで立ち往生してしまいました。でも大げさに困っている仕草をしていると多くのひとが助けてくれたのが嬉しかったです。
もう一つの恒例の行事の新聞買い込みは今年はやめました。去年は結局全部よみきれなかったことを妻に指摘されて諦めました。