朝日新聞の車内広告
12月15日の京浜東北線の車内に貼られた朝日新聞の広告がなかなかいい。
いかにも朝日らしいメッセージだと思う。
４種類あって、それらがまとめて近くに掲示されている。つまり４ついっぺんに見たくなるだろう。４枚でセットの広告なのである。
ダムダムダムと言い続けて数十年。気づくとムダになっている。
うまい語呂合わせである。でも廃止を決めた土地の住民はどうするんだ。
初志貫徹と臨機応変。
政治でより大切なのはどっちだろうか？
朝日新聞はどっちが大切だと思っているのだろうか？
赤字８００兆円。
子どものツケで酒を飲んでいる親みたいじゃないか。
なかなか巧妙な比喩である。だからどうしようというのか。そこが知りたいところである。
友愛を否定する人はいない。
問題はその先である。
まったくそのとおり。きれいな言葉の場合には常に「問題はその先」にあるのである。
短い言葉でみごとに政治の問題点を描いているが、いずれも問題点を指摘したにすぎないメッセージなのである。
