映画「カロル」を見ました。
教会の人の家で、映画「カロル」を見ました。12人くらいの人と一緒に熱心に見て、感動しました。
この映画は教皇ヨハネ・パウロ2世の半生を描いたものです。この教皇がこういう歴史のまっただ中で生きてこられた方なんだということに驚きと感動を覚えました。
3時間以上の長編なので、一気に見るのは大変です。で、2回に分けてみました。私は以前見たことがあるのですが、誘われて2回目をもう一度見ました。
前半はナチの支配下のポーランドが舞台でした。レジスタンスに参加して殺されたり捉えられたりする友人たちをみて、彼は司祭になることを決意します。
後半は共産主義政権下の戦後のポーランドが舞台です。ここでも権力に抵抗する姿勢が貫かれます。
1930年代ポーランド。カロル・ヴォイティワは夢多き少年時代を過ごした。
しかしその夢は一つずつ打ち砕かれてゆく。最愛の母 そして兄の死、戦争の勃発、
避難するカロルたち大勢の人々の列に襲いかかる戦闘機。
そしてユダヤ人迫害が始まる。これらの出来事が、学生から労働者、詩人へ、
そして聖職者、教師の道へと進むカロルの人生の出発点となる。
武力ではなく、あくまで「愛」による解決を説き 言葉で人々を勇気づけてゆく。
カロルはついに1978年 教皇に選出され、ヨハネ・パウロ二世として、歴史に輝かしい名を残すこととなる。数多くの賞に輝くエンニオ・モリコーネの音楽に乗せて、
教皇ヨハネ・パウロⅡ世誕生までの半世紀を描いた感動の歴史ドラマ
この映画はイタリアで制作されたものですが、日本では上映の予定がなかったものを上智大学の新聞学科のOBたちが中心となって、この映画の翻訳権と日本語版のDVD制作権を獲得して、自分たちで制作したものです。SIGNIS の事務局長さんがそのメンバーの一人でした。
一人で見るのはちょっと大変ですから、何人かで一緒に見ることをオススメします。なかなか手に入れにくいのですが、女子パウロ会や教文館の通販サイトで入手できるそうです。
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