日経元旦トップ「C世代駆ける」
元旦の新聞はとてもお得な買い物だといつも思う。広告もいっぱいあるけれどその広告にも見るべきものがたくさんあるし、各社が記者の総力をあげてよみがいのあるメッセージや記事や特集で満載だからである。
ふだんあまり日経は読まないのだが、それだけに日経の正月版もなかなか読み甲斐がある。
今回は1面トップ記事となっていた「C世代駆ける」という特集シリーズ記事の第一回目が目に入った。
見出しである。
開かれる知 つながる力
動き出す「チーム・グローバル」
社会の課題次々と挑戦
記事の内容は、電気自動車のテスラ・モーターズの工場の取材から始まる。そして「電気のないアフリカの村に安全で便利な暮らしを届けるために、太陽電池で動くランプ兼懐中電灯をつくれないか」というような問いを出して世界中からアイディアを集め、それを製品化しようとする動きを紹介する。
「仮設住宅にふれあいの場がほしい」という呼びかけに応じて、実際に南三陸町の仮説建設プランとして採用されたのは、アメリカのハーバード大学やMITの学生たちのプランだった。プロもアマも日本も外国もない。復興の最前線で「チーム・グローバル」が20年後の街の姿に目をこらす。
共鳴する世界は国を超え、若い世代を巻き込む。同じ価値観や使命感を抱く人びとが自由につながる.押しつけでない分、秘めるパワーは大きい。新世代が次代のルールで動く。古い秩序って窮屈じゃないですか。コンピューター(Computer)を傍らに育ち、
ネット上で知人とつながり(Connected)
コミュニティ(Community)を重視する。
変化(Change)をいとわず、
自分流を編み出す(Create)
ジェネレーションC、未来を駆ける
この記事を読んで、私もまぎれもなく「ジェネレーションC」であると思った。