大塔〔鎌倉宮)の祈りの献げ方

 月に2〜3回、鎌倉十二所のイエズス会黙想の家に宿直当番として通っている。そのかえりに鎌倉を歩くことが多い。鎌倉という町は奥が深くて、こんな小さな路地の小国も見どころがけっこうある。
 最近二階堂の大塔の宮(鎌倉宮)によくよっていく。小学生のときに鎌倉見物でここに来た思い出がある。ここは後醍醐天皇の子供である護良親王をまつってあるところである。
 この神社に来ていろいろと驚いたことがある。この神社には祈りを捧げるときに使われるグッズがたくさんあった。
 まず「厄割石」。「素焼きの杯に大きく息を吹きかけ、横の石に投げて割り、体の厄(わるいもの)を拭ってください。」とあった。素焼きのさかずき 初穂料100円。

「身代わり絵馬」カエルが書かれていてそのおなかに願いごとを書いて、絵馬として吊しておく。初穂料700円。

 「なで身代わり」護良親王の忠臣であった村上義光が親王の身代わりとなって切腹したことを記念してつくったケヤキ製の若武者の木像。

 そして「願い串」。赤や青の幣がついた竹の柱に願いごとを書いて奉納する。初穂料200円
 

このブログのトップへ