メヴラーナの7つの教えとセマ
この正月にトルコに旅行に行った友人から聞いた話です。
トルコに滞在中にメヴラーナというイスラム神秘主義のセマという踊りを見たそうです。白い服を着た男たちがくるくるまわるだけのシンプルな踊りなのですが、やはりこれは踊りというよりは祈りなのでしょう。神から授かった恵みが世界中にくまなく行き渡るようにという願いを込めた祈りだということです。
メヴラーナはセルジュク・トルコの13世紀に実在したイスラムの宗教指導者である。
その教えに「7つの教え」というのがあって、日本語でも紹介されていた。
<メヴラーナ 7つの教え>
施しと救いは流れる水のごとく
愛と慈悲は太陽のごとく
他者の欠点を覆うには夜のとばりのごとく
怒りと苛立ちは死のごとく葬り
優しさと謙譲の心は大地のごとく
寛容の心は海のごとく
自分自身であれ、もしくは
あるがままの自分であれ