senseinote を応援してみるか。

 私は15年前に、高校の「情報」教科書づくりに参画して、教科書の一部を執筆したことがあります。ただし、その後教科『情報」が正式に発足したときには「情報」の担当を外されてしまいました。「情報」の免許を取れなかったからです。「情報」の免許講習に参加できる教員は理系の教員に限られてしまったために「情報科」の免許を取得できなかったというのがその理由です。「情報科」の免許を理系の教員しか取得できなかったというのは、おそらく教育政策上の失敗だったと今でも恨みに思っています。
 ところで、その教科書をつくった日本文教出版という教科書出版社が、情報科教員のために配信しているメルマガがあるんですが、現場を離れたあとでもとても有益な記事が多くて毎号を楽しみにしています。とくに編集後記がおもしろい。

 最近配信されたメルマガの編集後記には senseinote という社会的起業の話が載っていました。多忙な教員を支えぬくという趣旨でつくられたコミュニティサイトらしいです。具体的に何をどうするのかはかいもく見当がつかないのですが、なんだかピンと来るものがあって、さっそく登録してみました。5月になったらサービスを開始するとのことで、何が始まるのかワクワクしながら待っています。

 この事業は、じつは StartUpWeekend というワークショップの中から生まれたもののようです。これが何であるのかというと、3日間の間に参加者がアイディアを出しあって一つの事業を立ち上げ、それを相互に評価し合いながら、その最も優れたアイディアとなったものは世界大会へすすむことができるというシステムです。
 そして東京大会で優秀賞に選ばれたものが、この senseinote だったというのです。
 
 私がこの senseinote に注目するのは、きっとここが打ち出すことが私の関わっている「宗教倫理教育担当者ワークショップ&ネットワーク」ならびに「カトリック学校教員養成塾」に役に立つと思ったからです。さらにいえばこの私たちの経験が senseinote の発展に貢献できるという予感と自信が持ったからです。

 登録しました。応援してみようかと思っています。

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