薫酒、爽酒、熟酒、醇酒

横浜駅ジョイナスにある「えん」という酒屋で飲んだ。創作和料理の飲み屋である。

そこに利き酒というメニューがあった。日本酒のメニューの中から3種類のお酒を選んで注文することができる。それで990円。これで高いか安いかはともかく、こういう飲み比べはちょっと知的で結構気に入っている。

利き酒えん

銘柄名の書かれたコースターの上に置かれていて、それで何というお酒かがわかるようになっている。
そのコースターに「薫酒、爽酒、熟酒、醇酒」という分類があったので、これはなにかと店員に聞いたら、メニューに次のような図と説明があった。
お酒は香りがあるかないか、こくがあるかないかで4種類の酒に分かれるという。

香りが高くて味が軽やかなものを薫酒、香りが高くて味が濃い(こくがある)のが熟酒、香りは低くても味が軽やかなものは爽酒、香りが低くて味が濃いものは醇酒という。大吟醸は薫酒、純米酒や本醸造は爽酒、「生酛」や「山廃」と呼ばれる種類の日本酒は醇酒、古酒や秘蔵酒が熟酒になるという。

飲み比べてみると確かに味が異なる。一緒に食べる料理に合わせて選ぶというが、確かに料理との相性があるだろう。

こんなことを知っておくとまたお酒の楽しみが格段と増すのではないか。

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