老年は魂で世界を捉える

遠藤周作が、1992年3月15日の朝日新聞「万華鏡 命のぬくもり」というエッセイでシュタイナーの次の言葉を引用していた。

人間は青年時代は肉体で世界を捉え。
壮年時代は心と知で世界をとらえるが、
老年になると魂で世界をつかまえようとする

遠藤周作は自分もその三番目の魂の年齢になったと述懐している。
わたしはどうなのか、まだその域には達していないような気がするが。

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