祝日倍増論に賛成!

 6月4日の朝日新聞 WebRonza の「国民の祝日を2倍にすると」という記事が目についた。大賛成である。

 日本人の長時間労働や過労死の問題は深刻で、有効な対策が見いだせない。千葉大学法経学部教授の広井良典氏は「国民の祝日倍増論−予算ゼロの時間政策」(5月30,31日)で、その解決策を提唱している。
 「国民の祝日を2倍にする」というシンプルな政策だ。実現すれば、以下の6つの「経済効果」があるという。
① 余暇消費が増える
② 創造的な生産性向上にもつながる
③ 何より健康に寄与
④ ワークシェアを通じた失業率削減と貧困の是正
⑤ 地域で過ごす時間が増え、地域活性化・コミュニティ再生に寄与する
⑥ おそらく出生率の回復に貢献する
だ。
 いいことずくめ。しかも予算は不要。この考え方は、近年ヨーロッパで広がる「時間政策(time policy)」に基づく。生活や人生の中での時間の使い方を、一度じっくり考えたい。

 最近東京都知事が、日本の標準時間をずらして東京を世界で一番先に開くマーケットにしようなどという提案をしているが、これも「時間政策」なのか。
 この都知事提案はますます日本人を長時間労働に導き、ひいては過労死の増大に繋がると思うので、賛成できない。
 しかし、「コミュニティの経済学」が専門の広井氏の提案は違う。ゆとりを持たせることで経済的効果をうみだせるようなそういう提案である。
 この提案に反対する人はおそらく経済界や経営者層だろう。しかし、国民の圧倒的な支持があればポピュリズム政党も支持に回るに違いないので、可能性はあると思う。

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