「みずくさい」という言葉の関西と関東

先日、関東と関西の文化の比較の話しをしていたら、関西出身で今はこちらで生活している神父さんがこんな話しをしてくれました。

「みずくさい」という言葉があるけれど、関西では「味が薄い」とか「だしがきいていない」とか「みずっぽい」とかいう意味で使われる言葉なのだけれど、関東では「他人行儀だ」とか「よそよそしい」とかいう意味で使われているんだね。関西では「他人行儀」とかの意味ではほとんど使われないし、関東では「味が薄い」という意味ではほとんど使わないよね。

すかさず、わたしがこう付け加えました。

 なるほどね。関東風の意味だと「おれとおまえはもっと関わりの濃い関係だったのではないか、そんな関係じゃなかったはずだ」というような言い方となり、関わりの薄さを嘆くという意味ではやはり「みずくさい」ということになるんだ。
 これは「大発見」のブログものだな。

というわけで、このブログに登場しました。
この「関西と関東」という文化の違いに関するテーマは、いつもなかなか盛り上がります。とくに両方の人がいるとよけい盛り上がります。
このときは、他に「うどんとそば」「なっとうととうふ」「かきごおりのよびかた」「アイスコーヒーとレイコー」などの話が出ました。

関西では「きつね」はうどん、「たぬき」はそばなのに、関東ではそば屋のメニューに「きつね」のしたに「そば・うどん」とかかれ、たぬきの下に「そば・うどん」と書かれてどちらの組み合わせもありなんですね。きつねそば、たぬきうどんは関西にはなかったのです。

という話なのですが、関西のかたいかがでしょうか? 今でもそうですか?

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